「セロトニン」という体内物質をご存じでしょうか?
セロトニンは心のバランスを整える作用のある伝達物質で、別名「幸せホルモン」と呼ばれています。
このセロトニンが不足すると、暴力的になったり、うつ病を発症することもあると言われています。
体内のセロトニンは90%以上が小腸にあり、消化を助ける働きなどをしているのですが、わずか2%の脳に存在するセロトニンが、人の心の安定に大きく影響を及ぼすのです。
セロトニンという物質は、生活習慣によって増えたり減ったりることがわかっています。
セロトニンが増えれば、体も心も健康になれるのならどんどん増やしたいですよね!
次に、セロトニンを増やす方法についてご紹介します。
セロトニンの分泌を促すには大きく分けて「太陽の光を浴びる」「リズム運動」「グルーミング」の3つの行動が重要です。
太陽の光を浴びると、脳内セロトニンの分泌が高まります。
その結果、自律神経が日中の活動に適した状態に調節されます。
・・・リズム運動のポイント・・・
*単純な動きを繰り返す運動が効果的です。
*最低5分以上~30分以内で行うことがポイントです(疲れてしまうと効果が現れません)
*運動にしっかり意識を集中することが不可欠です。
*3ヶ月続けると効果が現れます。
*朝、太陽の光を浴びながら30分ウオーキングがお勧めです。
脳内セロトニンが減少する要因
*幼少期のストレス体験
*夜型生活で、朝の太陽を浴びない生活環境。
*社会環境が便利になり、歩行などのリズム運動が減少している生活習慣
大学の研究報告があります
北海道産エゾウコギエタノール抽出エキスの摂取により、脳内セロトニンが増加します(動物実験)
朝の太陽の光やリズム運動を取り入れながら北海道産エゾウコギを摂取すると、より効果的なことが考えられます。