・5月8日(金)は北大血液内科受診の為お休みいたします。
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レイヨウカク
古くから羚羊角には精力増強・解毒・精神安定作用などがあることが知られています。 その主な作用は、体の内にこもって頭にのぼせた熱を取り、血液の流れを良くすることと東洋医学では考えます。 さらに、近年の科学的な研究において、脳の神経細胞に対して有益な作用(BDNF産生促進作用)があることも確認されています。 頭部の健康を支える生薬、レイヨウカクについてご紹介します。
集中力がなくなる
スマホやパソコンを長時間使用すると、体にはどんな影響が出るのでしょう。 頭や目を酷使することで、頭部や目に熱が集中しやすくなります。 その結果、目が乾いたり、頭がぼーっとしたりひどい場合は寝つきが悪くなったりしませんか? そのような状態の時に使うのが「羚羊角」です。 次は羚羊角の秘密を解き明かしましょう!
長く丸みを帯びた鼻が特徴的なウシ科の動物、サイガ
羚羊角はウシ科サイガレイヨウの角のこと。 この動物は別名、高鼻羚羊(こうびれいよう)とも呼ばれ、その名の通り長い鼻と大きな鼻孔を持っています。 生息地であるモンゴル南西部、カザフスタンなどの草原や砂漠は、夏は40℃を超え、冬は-30℃以下という過酷な環境の為、鼻から吸い込んだ空気を適度な温度にしてから、肺に送り込んでいるといわれています。 特に暑さが厳しい夏は、大きな鼻が高温の空気を冷却するのに役立っています。 「熱を冷ます」レイヨウカクの働きは、この動物の環境に対する順応力と関係しているのかもしれません。
羚羊角を加えて効き目をアップ
歴史的にみると、さまざまな漢方薬にレイヨウカクをプラスして用いていたことがわかっています。 特に江戸時代後期から明治時代に活躍した有名な漢方医である本間棗軒(ほんまそうけん)や浅田宗伯は、ストレスによる「怒りやすい」「イライラしやすい」といった神経症状を治す漢方薬に羚羊角を加えて使用していました。 そのほかにも、不安や不眠からくる胃炎、胃痛を治す漢方薬や、こむら返りや腹痛、腰痛などの筋肉の痙攣を治す漢方薬など、現在でもつかわれている漢方薬とともに幅広く併用されてきました。 これらのことから羚羊角は、既存の漢方薬がより効果を発揮できるように、ワンランク上の処方として加えられていた生薬であると考えられます。
安心・安心!
羚羊角は中国最古の薬物書といわれている『神農本草経(しんのうほんぞうきょう)』に、「目を明らかにし、気を益し、陰を起こし、悪血(あくけつ)、注下(ちゅうげ)を去り、蟲毒(こどく)、悪鬼(あくき)、不祥を避け、心気を安じ、常に魘寐(えんび)せず」と書かれています。 また『本草綱目(ほんぞうこうもく)』には、肝を平らにし、筋を舒(の)べ、風を定め、魂を安じ、血を散じ、気を下し、悪を避け、毒を解し、子癇(しかん)、痙疾を治す」と載っています。 現代的に解釈すると、羚羊角はストレスによって生じる目や肝臓、筋肉の不調に対して効果を表すため、目の充血やかすみ目、血のトラブルや筋肉の痙攣などに使われるといえます。 また、イライラして頭にのぼった血と、こもった熱を取り除いて、気持ちを落ち着かせて寝つきを良くする作用、例えるなら頭に換気扇をつけて、上にのぼった熱を取ってくれる働きがあると考えられます。
長く丸みを帯びた鼻が特徴的なウシ科の動物、サイガ
羚羊角はウシ科サイガレイヨウの角のこと。 この動物は別名、高鼻羚羊(こうびれいよう)とも呼ばれ、その名の通り長い鼻と大きな鼻孔を持っています。生息地であるモンゴル南西部、カザフスタンなどの草原や砂漠は、夏は40℃を超え、冬は-30℃以下という過酷な環境の為、鼻から吸い込んだ空気を適度な温度にしてから、肺に送り込んでいるといわれています。特に暑さが厳しい夏は、大きな鼻が高温の空気を冷却するのに役立っています。 「熱を冷ます」レイヨウカクの働きは、この動物の環境に対する順応力と関係しているのかもしれません。
羚羊角の色々な働き
このような方の疲れに ★仕事や家事、勉強がはかどらない ★頭がいっぱいいっぱいで、考えがまとまらない ★集中力が長続きしない ★なかなか思い出せない ★物をどこにしまったか忘れやすい
麝香嚢は「麝香(ムスク)」を蓄える器官です
元気、正気、英気、覇気・・・私たちがふだん口にする「気」。それは目にすることはできませんが、確実に存在するものです。 「気」とは、体内にみなぎるエネルギーそのもの。 よくいわれる「病は気から」とは、本来、気の滞りが病を生むことを指したものなのです。 気の巡りをスムーズにする生薬、麝香(じゃこう)についてご紹介します。
ジャコウジカ
老後や病気の心配、人間関係のイライラ、リストラ不安、ノルマのプレッシャーなど、現代人はつねにストレスに囲まれて生活しています。 そんな私たちにとって麝香(ジャコウ)は、きわめて重要な意味を持つ生薬です。 東洋医学では、全身に張り巡らされた経絡(気の通り道)に、目に見えないエネルギーである「気」が通じることによって健康が保たれていると考えます。 精神的ストレスや運動不足、冷えなどによって、この「気」が滞ってしまうことから発生すると考えるのです。 ジャコウジカの雄のジャコウ嚢または嚢中の分泌物を乾燥したジャコウは、古来、全身の気の巡りを改善し病を防ぐ高貴薬として用いられてきた生薬です。 そのすぐれた効能はストレス社会においてなくてはならないもといえます。
正倉院
ジャコウの日本への伝来は奈良時代と言われています。我が国は唐(中国)との通交を深めており、有名な僧・鑑真(がんじん)の来日もこの時期です。 医薬にも通じていた鑑真は仏典とともに多くの薬物も日本に伝えられました。その中に麝香もあったと推測されます。 正倉院には当時の薬物がいまもなお大切に保存されています。 多くは聖武天皇崩御の七七忌に孝謙天皇(こうけんてんのう)・光明皇后が東大寺の盧舎那仏(るしゃなぶつ:奈良の大仏)に献じ、正倉院が保管したものだそうです。それらを献上した時の献物帳も残っています。 「盧舎那仏に奉る種々薬」とあることから『種々薬帳』と呼ばれる巻物です。 『種々薬帳』には60の薬名が記されていますが、麝香の記載はその冒頭ににあり、極めて重要視されていたことがうかがえます。
麝香は、『神農本草経(しんのうほんぞうきょう)』において命を養う「上薬」に分類され、「悪気を避けさせ、たたりなどを消し去るほか、人に悪い影響を及ぼす邪気を除いて、夢を見て跳び起きたり、あるいは寝ていて悪夢にうなされたりすることがなくなる」と紹介されています。 邪気とはいまでいうストレスのこと。 麝香にはストレスが原因で夜中にはっと目が覚める、熟眠できないといった睡眠リズムの乱れを整えてぐっすりと眠れるようにしてくれる働きがあるといえます。 また、明の時代の『本草網目(ほんぞうこうもく)』には、「経絡を開いて体の隅々までの気の流れを良くする。二日酔いや食べ過ぎで起こる消化不良や、急に手足が冷たくなり顔面蒼白に陥った時、気の滞りによるお腹の痛みやしこりなどに効果がある」と解説されています。 麝香にはストレスや、冷えによって滞った気の巡りを回復する作用があり、現代社会においてもきわめて有用な生薬です。
麝香は、その香りによって乱れた気の流れを整えることから、全身の気の流れの“滞り”や“詰まり”によって生じる様々な病態に応用されます。 日本に伝来してから1300年。麝香はずっとほかに変わるもののない生薬であり、様々な処方に生かされ、特に気の流れをスムーズにしてイライラや不眠、ストレス性の下痢や気つけなどに使われる薬として多くの人々の健康を支えています。
生命力を高める鹿茸(ろくじょう)
人間は、両親から生命エネルギーを授かって生まれてきます。 これが、元来の“生命力”。 そして東洋医学では“生命力”は腎の中で燃えていると考え、この火を「命門の火」と名付けています。 「命門の火」を燃やし続け、「人生」を謳歌しましょう。 その燃料となる生薬、鹿茸(ロクジョウ)についてご紹介します。
下のグラフは腎気(じんき)を表しています。 腎気とは、東洋医学において、成長・発育・生殖、水分代謝、そして免疫を主る「腎」の働きを支える根本的なエネルギー(生命力)です。 先天の精(親から受け継ぐ)と後天の精(食事・生活習慣)から成り、加齢や過労で減少すると、冷え、頻尿、腰痛、脱毛、記憶力低下(これらを(腎虚」と呼ぶ)といった老化現象が現れます。 東洋医学では「腎」を単に腎臓とは見なさず、内分泌系、生殖器系、免疫系などを含めた生命の源と考え、精力とも一体のものとして捉えています。心身両面の“バイタリティ”と考えると近いといえます。 人間の一生とは、この「腎」の盛衰に他なりません。 気力・筋力・性的能力などは、30歳前後のピークに向かって上り詰め、あとは徐々に衰えていくのです。加齢とともに訪れる「腎」の衰えはいかんともしがたいものです。 しかし、「腎」を補えば、この曲線をなだらかにすることは十分可能です。 その「補腎」の働きを持つお薬の代表格が鹿茸(ロクジョウ)です。
生殖・発育・老化に関わる「腎気」
鹿茸(ロクジョウ)
東洋医学では「腎」を単に腎臓とは見なさず、内分泌系、生殖器系、免疫系などを含めた生命の源と考え、精力とも一体のものとして捉えています。 心身両面の“バイタリティ”と考えると近いといえます。 人間の一生とは、この「腎」の盛衰に他なりません。 気力・筋力・性的能力などは、30歳前後の ピークに向かって上り詰め、あとは徐々に衰えていくのです。 加齢とともに訪れる「腎」の衰えはいかんともしがたいものです。 しかし、「腎」を補えば、この曲線をなだらかにすることは十分可能です。 その「補腎」の働きを持つお薬の代表格が鹿茸(ロクジョウ)です。
5月5日は薬の日
5月5日の端午の節句には「菖蒲湯」に入る習慣がありますが、そもそもこの日は「薬の日」でもあり、その起源は奈良時代まで遡ります。 当時「薬猟(くすりがり)」という行事があって、天皇や貴族など身分の高い人々は一団となって薬狩りに出かけました。 その期日が例年5月5日であり、そこで採られた「薬」というのが“生命力”みなぎる鹿の幼角、すなわち鹿茸だったのです。 日本でも「薬」といえば鹿茸を指していたように、中国でも薬屋といえば人参と鹿茸の品揃えが必須でした。 ですから、看板も「薬局」とか「薬店」とは書かず、単に「人参鹿茸荘」と掲げていた店が多かったといいます。 現在でも香港や台湾では「人参鹿茸荘」と記した漢方薬店を多く見ることができます。
パワーがみなぎる
李時珍(りじちん)という生物学者が著した『本草鋼目(ほんぞうこうもく)』の中で鹿茸は、「精を生じ、髄を養い、血を養い、陽を増し、筋を強くし、骨を健やかにし、一切の虚損、耳聾、目暗、眩暈、虚痢を治す。」と記載されています。 これは「生命力を増し、骨髄や血の元となり、元気をつけ、筋肉を強くし、骨を堅く丈夫にし、体力の消耗によるあらゆる病、難聴、目のくらみ、めまい、下痢や腸の疾病を治す。」という意味です。 つまり、鹿茸こそは、両親から授かり、持って生まれてきた“生命力”をフルに発揮させるための生薬なのです。 腎の中にあり、人生に“バイタリティ”をもたらす「命門の火」を長く燃やし続ける燃料というべきお薬なのです。
現代人の必需品 健康を叶える生薬《鹿茸》 戦後間もない戦後間もない頃の日本人の平均寿命は、約50歳こところがいまでは、男女ともに 80歳を超えて日本は世界に名だたる長寿国になりました。 冒頭でライフサイクルと「腎」の盛衰曲線を示しましたが、寿命が急伸した現在では50代や60代で「老年期」に突入してしまうわけにはいきません。 「腎」の高揚期を少しでも長く引き延ばし、“元気”に活躍しなくては生きている意味が半減してしまうからです。 生命活動の基本である「腎」が不足すると、全身の疲労倦怠感や冷え、脱毛や目のかすみ、夜間頻尿につながります。 また、子供には発育不良や夜尿症につながります。そうならないように、「腎」を高いレベルで維持することこそ“元気”の秘訣です。 天皇をはじめ高貴な人が「薬猟」に出向き、こぞって求めたといわれる鹿茸は、まさに「健康」を叶えるためのお薬といえます。
・強精強壮・活力向上:人体の生命エネルギーの源である「精」を充実させ、免疫力や体力を 向上させる。 ・強心・血液循環促進:弱った心臓血管や心筋の機能を高め、全身の冷えや低血圧を改善する。 ・貧血・血の補給:造血作用があり、慢性的な貧血や疲労、栄養不足を改善する。 ・強筋骨・アンチエイジング:骨や筋肉を丈夫にし、老化による骨粗鬆症や、背中・足腰の弱りを改善する。
・発育・健康維持:小児の成長発育を促し、体力や病気に対する抵抗力を高める。 ・その他:生殖機能の改善(不妊、ED、冷え性、生理不順)、傷の治癒促進、精神神経緊張の緩和にも用いられる。
牛黄は牛の胆嚢にできた胆石
古くから、牛黄(ゴオウ)は、金よりも高価と言われています。 そもそも価格とは需要と供給のバランスによって決まるもの。 牛黄(ゴオウ)が、いかに人々に求められ、また貴重なお薬であるか、を示す言葉と言えます。 かけがえのない健康を支える生薬、牛黄(ゴオウ)についてご紹介します。
牛黄(ゴオウ)
金の何倍もの値段が付く生薬が、牛黄です。 牛黄はひとことで言ってしまえば、牛の胆嚢にできた胆石(結石)のこと。 しかし、この胆石が発見できるのは牛1,000頭に1頭とも、10,000頭に1頭ともいわれ、その希少性と、多くの人の健康を支える素晴らしい薬効とが相まって、牛黄を「高貴薬の中でもひときわ価値ある特別な存在」たらしめています。 形状は直径約1~4cmの球形または塊状。色は赤みがかった黄褐色で、切断面には気の年輪のような文様が見られ、口に含むと心地よい苦みの中にわずかに甘みが感じられます。 値段が高いため、古来にせものも多く、特に粉末にしてしまうと区別が難しくなるので「日本薬局方」では粉末にしたものは適合品とは認められていません。
牛黄宝印(ごおうほういん)
牛黄は、かなり古くから効き目のあらたかな薬として珍重されてきました。 もっとも古い記述がみられるものは5世紀以前前に編まれた“漢方のルーツ”ともいえる薬物書『神農本草経(しんのうほんぞうきょう)』です。 365種類もの薬物を収録したこの書の中で牛黄は」「上薬」に分類され、「命を養う薬」として、毒がなく、量を多く飲んだり長期にわたって服用しても害が出ない薬とされています。 牛黄がいかに人々にありがたられているかを示すエピソードの一つに護符の話があります。 護符とは「牛黄宝印」とか「牛玉」と書かれたお札。無病息災のお守りの一種ですが、この護符の文字は牛黄を入れて墨によって墨痕鮮やかに記されています。隅に溶け込んでいるだけでも人間を災厄から守ると信じられている牛黄。 昔も今も最高ランクの効き目を持つ生薬として重用されています。
年齢を問わず使える牛黄
牛黄の薬効としては『神農本草経』に「驚癇寒熱(きょうかんかんねつ)、熱盛狂痙(ねっせいきょうけい)という記述があります。現代の言葉に直すと、驚いて卒倒した者や高熱で痙攣を起した者、精神異常をきたした者に効くという意味です。 また、時代が下がって漢の時代の漢方書『名医別録』には、「小児の百病、諸癇熱で口の開かぬ者、大人の狂癲を療ず」とあり、つづけて「久しく服すれば身を軽くし、天年を増し、人をして忘れざらしめる」と記されています。 これは牛黄が「子供のあらゆる病気、口も開けないほどの高熱、大人の精神錯乱など幅広い症状」に用いることのできるお薬で、しかも長期に渡って服用すると「寿命を延ばし、物忘れしなくなる」働きも期待できることを示しているものです。 牛黄はまさに赤ちゃんからお年寄りまで年齢を問わず効果を表す貴重なお薬と言えます。
現代の中国では、牛黄を芳香開竅薬(ほうこうかいきょうやく)というカテゴリーに分類しています。良い香りを持ち、心に入ってくる邪を除き、意識回復に働く薬という意味です。 おもな効能としては、開竅豁痰(かいきょうかったん)、清熱解毒が挙げられ、高熱や熱病による意識障害、炎症や痙攣に効果があるとされています。 特に脳梗塞などの脳血管障害による意識障害に用いられるケースが多く、これは牛黄の抹消の赤血球数を増加させる働きや、抗酸化作用によるものと考えられています。 生薬は、構成成分が複雑なため、作用を簡単には説明できないといわれています。 なかでも牛黄は価格も高価なことから、研究が進みづらかった生薬のひとつです。 しかし、薬効に対する研究は徐々に積み重ねられており、上記以外のいくつもの作用が発見されて、滋養強壮薬や強心薬、小児用薬、感冒薬、胃腸薬などに広く応用されています。
牛黄は牛の胆嚢にできた胆石
心蔵は、血液を全身に巡らせるポンプ機能を担っています。 スムーズな血液循環があるからこそ、元気でいられるわけです。 ところが、疲労や加齢などによりこのポンプ機能が低下すると血液の巡りが悪くなり健康が損なわれます。 心蔵のポンプ機能鵜を改善する生薬、蟾酥(センソ)についてご紹介します。
蟾酥(センソ)
「さあさあお立合い。ご用とお急ぎのない方はゆっくりと聞いておいで」・・・ご存じ、香具師(やし)の口上で有名な築波山や伊吹山のガマの油売りの一説。 ガマが流す脂汗(分泌液)には、傷や腫れ物、虫歯の痛みなどに対する薬効があるというものです。 今回ご紹介する蟾酥(センソ)はガマの中でも中国に生息するシナヒキガエルの腺分泌物を固めて乾燥した生薬です。 蟾酥が昔から我が国や中国で実際に消炎鎮痛、局所麻酔などにも使用されていることから、「ガマの油」の薬効は作り話ではありません(現在の「ガマの油」に蟾酥は入っておりませんので、前述のような薬効は期待できません)。 このように外用でも効果のある蟾酥ですが、内服で使用すると、また違った一面を現します。 それが、蟾酥の最大の特徴である心臓のポンプ機能を高める「強心作用」です。
蟾酥が配合された六神丸
明治の初めに中国から伝わってきた薬に「六神丸」があります。これは蟾酥や牛黄、麝香など6種類の生薬を調合して作った丸薬で、蟾酥の配合により効能のはっきりした薬として人気となり、日本全国に広まりました。 また、わが国で古来使われてきた蟾酥製剤として多くの製品が発売されてきました。いずれの処方においても主薬のひとつとして配合されていることから、心蔵のポンプ機能を高め、呼吸機能を促進して動悸や息切れにすぐれた効果を発揮したことで多くの利用者の支持を得たものと思われます。
蟾酥は私たちの健康に役立つ研究が盛んです
蟾酥は六神丸をはじめとした家庭用常備薬として古くから動悸、息切れ、めまい、寝汗、疲労などに用いられてきました。 同時に蟾酥を含むガマの油についてのの研究も19世紀初頭からヨーロッパで進められ、日本においても大正時代から数多くの研究発表がなされていましす。 蟾酥は医療用強心剤として長年にわたって使われている「ジキタリス」と同様の働きで惠強心作用を現しますが、排泄が早く蓄積性がないことから高い安全性が認められています。 また、最近では蟾酥に腫瘍に対する抗腫瘍活性が認められるなど、強心作用以外の働きでも私たちの健康に役立つ生薬としてますます盛んに研究が進められています。
疲労や加齢などから心臓の働きが低下してくると全身に血液が十分に送り込まれなくなり、結果としてさまざまな症状が現れてきます。 どうきや息切れは心臓のポンプ機能の低下を示す注意信号です。 また、めまいや立ち眩みといった脳貧血、下肢のむくみなども心臓からのメッセージといえるでしょう。 蟾酥は心臓のポンプ機能を高めることにより全身の血液循環をスムーズにするとともに呼吸機能を促進し、さらに利尿作用によって体内の余分な水分を排泄し、これらの不快な症状を改善します。 そして心臓の拍動リズムをつかさどる刺激伝達系に作用したり、自律神経のバランスを整えることにより不整脈にも効果を発揮します。 蟾酥はストレス社会、超高齢社会に生きる私たち一人ひとりに大変価値ある生薬と言えます。
こんな時にお試しください ・一晩寝ても疲れが取れない・カーッとのぼせやすい ・疲れているのに休めない ・暑い日が続くとバテる ・疲れすぎて食欲がない ・風邪を引きやすい ・病中病後の疲労回復に
こんな時にお試しください ・階段や坂道などで起こるどうきや息切れ ・登山や炎天下の運動などで起こるどうきや息切れ ・満員電車での脳貧血や立ちくらみなどの気つけ ・飛行機での長旅の気つけ ・意識・集中力低下の気つけ
2,021年12月25日に発売されました北海道情報誌HO「ほ」に、さくら薬局の記事が掲載されました。
内容は「心(こころ)」を健康に保つお話です
ストレスに対応する漢方薬のお話や手軽にできるストレス対策などが掲載されています。
色々気になる症状がある方は、紙面では書かれていない情報をお話しますので一度ご連絡くださ
い。きっと、解決策が見えてくるはずです。
脳内「セロトニン」を作るセロトニン神経は、最も古い脳と言われる脳幹にあります。
セロトニン神経で作られた「セロトニン」は、脳の広範囲、及び、脊髄に分泌されて、様々な生命活動に影響を与えています。
セロトニンは脳内で働く神経伝達物質の代表と言われて、セロトニン以外に、アドレナリンやドパーミンという言葉も聞いたことがあると思います。
名前は知っていても、具体的にどんな働きをするのかは知らない人が多いようです。
神経伝達物質セロトニンの基本的なことを知っておくと、心と身体のコンディションを調えるのに役立ちます。
今回は、精神や肉体を健康に保つセロトニンの役立つ情報をお話したいと思います。
精神的なストレスは耳の不調を 悪化させます
●「セロトニン」が不足すると?
セロトニン神経で作られた「セロトニン」は、脳の広範囲、及び、脊髄に分泌されて、様々な生命活動に影響を与えています。
脳内セロトニンが少なくなるとどうなるの?
●セロトニン神経の働きで得られる心身の健康
「脳内セロトニン」は、脳の活動全体のバランスを整え、心と身体を共に支えてくれる重要な脳内物質です。
脳内セロトニンを豊富にするには?
脳内セロトニンを増やすためには、しっかりと食事を摂りましょう。
太陽の光とリズム運動を!
脳内セロトニンは、心も体も元気にしてくれるとても大切な脳内物質です。
生活習慣を見直すことで脳内セロトニンを増やしましょう。
その「耳」の不調、中医学の力を試してみませんか?
飲む補聴器(漢方薬)の力!
年齢による聴力の低下、年齢と関係なく気になる耳鳴りや突然の聞こえにくさなど、病院に行ってみてもなかなか良くならず、諦めている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
中医学では原因や体質からアプローチして、不調を根本から解決することを目標にしています。
その意味の不調、諦めずに中医学の力を試してみませんか?
精神的なストレスは耳の不調を 悪化させます
●「気滞(きたい)」タイプ
ストレスによる「気(エネルギー)」の乱れが原因と考えられます。
「気」の流れを整える漢方薬で改善しましょう。
骨粗鬆症は耳小骨にもトラブルが及んでいます
●「補腎」タイプ
加齢による「腎(生命で最も大切な物質が貯えられている)」が不足している売事が原因なので「補腎」を心掛けましょう。
耳の周りの毛細血管の血液の流れを良くしましょう
さまざまな原因で「瘀血(おけつ):血行不良」になり、それが原因で耳の不調が発生することもあります。
「活血(かっけつ):血液をスムーズに流す」することによって、「瘀血」を改善しましょう。
僕がお客様のお相手をします
漢方相談 さくらのホームページをご覧いただきありがとうございます。
このホームページを見ている方は、身体の不調や心の不調を感じている方でしょうか?
病院に行って検査を受けても、血液検査データに異常がなく医師から「気のせいですよ」
「様子を見ましょう」などと言われ、諦めていませんか?
でも、さくら薬局なら、そんな不調を改善することができます!!
ひとりひとりの体質や環境に合わせて、漢方薬や養生法をご提案できます。
先ずは、お電話やメールでご連絡ください。
漢方相談さくらの思い
薬剤師の種田 雅士です。
こんにちは。薬剤師の種田 雅士(たねだ まさひと)です。 当店は、札幌市白石区北郷に漢方専門の相談薬局として
2025年1月10日にオープンしました
まだオープンしたてですが漢方相談の経験は30年近くなり、経験も豊富で皆さまからご相談をいただいております。豊富な知識と経験をもつ薬剤師が、お客様の症状・状態などをしっかりと問診し、お客さまに合わせた漢方薬を処方します。
漢方相談となっていますが、日常の不快な症状から婦人科系統の慢性疾患・冷え症・ストレスによる体調不良などでお悩みなら、漢方から見た症状の緩和を体験してみてください。
札幌市白石区をはじめ、札幌市中央区・東区や石狩など近隣地域からもご来店いただいております。
当店では、お客さまお一人おひとりのお悩みや症状・身体の状態など、しっかりお聴きし、症状に合わせた漢方薬を処方しております。 また、血行動態(血液の流れを画面で表示)の機械を併用して、自覚症状の改善度合いを確認しております。
・婦人科系統の慢性疾患・冷え性
・糖尿病・不眠症・皮膚疾患
など、健康に関する事なら、なんでもお気軽にご相談ください。
JR白石駅下車し徒歩12分かかります