物忘れ予防とワタナベオイスター

物忘れ予防と栄養素のお話し

歳をとるとともに、物忘れは増えてきやすくなります。しかし、それが年相応なのか認知症なのかを判断することは簡単ではありません。                              現在、認知機能障害が出始めている段階の方は、日本全国でおよそ400万人、65歳以上の8人に1人と言われています(NHK 今日の健康 2014)

物忘れ? 認知症?

脳内の活性酸素対策は、認知症対策に!?

不眠症・睡眠障害・精神的なストレス・糖尿病・・・。これらは脳内に多量の活性酸素を発生させます。よって、これらの疾患や不快な症状に対策をとることで、活性酸素の異常な発生を予防して、認知症やアルツハイマー病の対策にもなるのです。

アルツハイマー病の発症イメージ

アルツハイマー病の予防のポイントは
脳内ミトコンドリアの過剰な活性酸素の消去!!

脳は、多量のエネルギーを脳細胞内のミトコンドリアというところで作ります。          ミトコンドリアでエネルギーが作られる時、副産物として多くの活性酸素が発生します。      この活性酸素は、脳内で栄養素を運ぶ管を詰まらせ、管の通りを悪くします。           すると、脳の先端まで栄養が届かなくなり、脳細胞は死滅し、「物忘れ」「何も興味が出ない」等が生じます。                                          実は、脳内のミトコンドリアかレア発生する過剰な活性酸素が、アルツハイマー病を引き起こす主な原因です。

ミトコンドリアって何者?

過剰な活性酸素は、脳内のアミロイドβタンパクを増加させる!

アミロイドβタンパクとは、健康な人でも、脳の中で普通に作られるタンパク質です。       本来、アミロイドβタンパクは、アミロイドβタンパクを分解する酵素(ネプリライシン)によって脳内で分解されます(J.Mol.Neurosci 2004)                           しかし、ミトコンドリアで過剰に活性酸素が作られると、アミロイドβタンパクを分解する酵素が壊され、、その数は減ってしまいます。                              すると、アミロイドβタンパクは脳内に溜まってしまうようになります(Biochem 2005)

過剰な活性酸素が脳内で悪さをする

過剰な活性酸素は、アミロイドβタンパクの脳から血管への出口を壊す

また、アミロイドβタンパクは、本来、日常的に脳の中から血管へ排出されています。       しかし、活性酸素が過剰にあると、このアミロイドβタンパクを脳から排出するための出口が壊されてしまいます。                                        この過剰な活性酸素もミトコンドリアで作られています。                    つまり、脳内の過剰な活性酸素を消すことが、アミロイドβタンパクを排出する出口を守ることになります(細胞工学 2013)

アミロイドβタンパクを脳内にため込まないためには?

過剰な活性酸素は、
アミロイドβタンパクを凝集させ、神経細胞を傷つける!

神経を傷つける過剰な活性酸素

酸化されたタウタンパクは
      トゲを持ち神経細胞内の微小管を詰まらせる

本来、タウタンパクは、脳の神経細胞中の微小管を安定させるタンパク質です。          タウタンパクは、過剰な活性酸素で酸化されて突起を持ってしまいます。             すると、微小管はタウタンパクによってふさがれ、ミトコンドリアや栄養素などを運べなくなり、神経細胞が破壊され、最終的にはアルツハイマー病が発症します。

タウタンパクを酸化させない!

脳内の活性酸素を減少させる抗酸化物質がカキ肉から発見されました

㈱渡辺オイスター研究所と北海道大学がカキ肉から発見した新規の抗酸化物質CG7は、㈱渡辺オイスター研究所と筑波大学の共同研究で、脳内に入るための厳しい関所である血液脳関門を通り抜け、脳内に到達することが確認されました(日本睡眠学会 2014)                    さらに、このCG7は脳内のミトコンドリアと脂肪の酸化を防ぐことが確認されました。      CG7のアルツハイマー病に対する機能研究が、今後期待されています(日本睡眠学会 2015)

血液脳関門を通過する抗酸化物質(CG7)

糖尿病の方はアルツハイマー病の発症リスクが2.1倍!

久山町の研究で糖尿病の患者はアルツハイマー病になるリスクが、そうでない方の2.1倍も高いことが報告されました(老年期認知症研究会誌 2011 Neurology 2011)               その理由として、インスリンは、脳内でアミロイドβタンパクの蓄積やタウタンパクの参加を抑制し、神経細胞を保護してくれますが、糖尿病ではインスリンの働きが低下していることが挙げられます。 また、糖尿病では脳内に活性酸素が異常に多量発生します。                   この多量の活性酸素は、脳内に突起を持ったタウタンパクを増加させ、脳細胞へ栄養を輸送させる管の通りを悪くします(Oxid Med Cell Longev 2013)                       その結果、脳の神経細胞は破壊され、アルツハイマー病が発症します。              糖尿病でも血糖コントロールをされている方では、活性酸素の発生量をある程度抑えることができます。                                            血糖コントロールとともに抗酸化物質を摂取することが、血管と脳を守ることになります。

糖尿病の方のアルツハイマー病の発症のリスクは2.1倍!

亜鉛・セレン補給と抗酸化物質の摂取で
活性酸素を処理しましょう

2型糖尿病の方が、ミネラル・抗酸化物質の豊富なカキ肉を摂取したところ、全身の活性酸素は明らかに減少しました。                                      また、マウスの試験によって、ミネラル・抗酸化物質の摂取で脂肪の酸化も防ぐことがわかりました。(薬理と臨床 2007 日本健康支援学会 2014)

糖尿病の方はオイスターを摂取しましょう

ミネラル・抗酸化物質の摂取で、脳内の活性酸素を減らしましょう

脳内に過剰な活性酸素が発生している糖尿病モデルマウスにミネラル・抗酸化物質の豊富なカキ肉を摂取させました。                                       すると、カキ肉摂取群では脳内のミトコンドリアと核にある活性酸素が減少し、さらに、脳内にたくさんある脂肪の酸化も防ぐことが確認されました(日本未病システム学会 2015)          ミトコンドリア内の活性酸素を減少させることが、アミロイドβタンパクの脳から血管への排出を円滑にし、脳内でのアミロイドβタンパクの増加を抑え、さらにタウタンパクが突起を持つことを防ぐのに大切です。

カキ肉摂取で脳内活性酸素を減少させましょう

不眠・睡眠不足はアルツハイマー病を引き起こす一つの要因

脳内のアミロイドβタンパクは睡眠中に減っていきます。睡眠時間が短いと十分にアミロイドβタンパクを減らすことができず、その結果、アミロイドβタンパク濃度は高くなってしまいます。睡眠時間を十分にとると、アミロイドβタンパクは脳から排出され、脳内のアミロイドβタンパク濃度は低くなります(Science 2009)不眠・睡眠不足は、アルツハイマー病の引き金となる可能性があります。質の良い睡眠をしっかりと、とりたいものです。

オイスターを摂って、質の良い睡眠を!

過剰な活性酸素を処理して、良い眠りを得ましょう。

一日中起きていると人の体の中は、活性酸素がたまります。過剰な活性酸素が脳にたまると、眠るための信号の伝達は滞り、良い眠りが得られなくなります(日本薬理学雑誌 2007)          脳の中の過剰な活性酸素を消すことも、良い眠りを得るためのポイントなのです。

牡蠣をいっぱい食べましょう

ワタナベオイスターの世界 その他のメニュー

眠りとオイスター

脳のミネラル(亜鉛・セレン・銅・鉄)などの不足は睡眠不良につながります。

心の疲れとオイスター

あいうえおかきくけこさしすせそたちつてとなにぬねのはひふへほまみむめもやゃゆゅよらりるれろわ・を・ん

詳細はこちらへ

装飾見出し

あいうえおかきくけこさしすせそたちつてとなにぬねのはひふへほまみむめもやゃゆゅよらりるれろわ・を・ん

詳細はこちらへ