体の疲れとワタナベオイスター

疲れが取れて元気が出ると栄養素のお話し

体に活性酸素がたまると疲れを感じます

乳酸は老廃物であり、疲労の原因物質であると長い間考えられていましたが、本当は老廃物でも疲労の原因でもないことが分かってきました。

実は、疲労の原因は活性酸素だったのです

活性酸素は、体の中に適量ある場合は、ばい菌を殺すなどの良い働きをします。          活性酸素は、過労やストレスにより過剰に増えますが、過剰な活性酸素は体の細胞を傷つけます。  すると、細胞の働きは低下し、筋肉の働きは悪くなる、エネルギーは作られにくくなると言った状態になります。この時、身体は「だるい」「重い」と感じるようになります。             この状態のことを「疲労」といいます。(JIM 2010.Food Style21 2011)

活性酸素と疲れの関係

体の中の過剰な活性酸素を消すと、疲れが取れて元気が出ます

活性酸素を消すためには2つの方法があります。

1つ目は活性酸素を消す酵素の働きを高めること。                       2つ目は、活性酸素を消す作用を持つ栄養素(抗酸化物質)を身体に取り入れることです。

活性酸素が細胞を傷つける

活性酸素は、SODやGSH-Pxという、活性酸素を消す酵素によって安全な水へと作り替えられます。このSODとGSH-Pxが働くためには、ミネラルの亜鉛・セレン・銅が必要不可欠です。      亜鉛・セレン・銅が不足すると、SOD・GSH-Pxの働きは低下し、消されないままの活性酸素は細胞を傷つけて、疲労を引き起こします。                             また、活性酸素は抗酸化物質によっても消されます。                      亜鉛・セレン・銅などのミネラルも、抗酸化物質も、日々の食事の中で栄養として身体に取り入れることができます。                                       疲れを取り除き、元気が出る栄養について考えていきましょう。

「疲れた」とは、生み出されるエネルギーが減少した状態

生み出されるエネルギーが、なぜ減少するのでしょうか?

それは、活性酸素がエネルギーを生み出す酵素の働きを邪魔するからです。            例えば、原油を燃料として使う為にはガソリンにまで精製しなければなりません。         同じように、食事から得られたブドウ糖は、ATPという燃えやすい高エネルギー物質にまで精製されて初めて、燃えてエネルギーになります。ブドウ糖がATPに精製されるまでには、色々な酵素の働きが欠かせません。                                      ところで、エネルギーが作られる過程では活性酸素も発生してしまいます。この活性酸素が過剰になると、エネルギーを作る酵素を傷つけます。                           傷ついた酵素では、エネルギーを充分に作れません。                      生み出されるエネルギーが少なくなり、活力が出なくなり、身体が「だるい」「重い」と感じるようになります。この状態を「疲労」といいます。

過労・ストレスが活性酸素を発生させる

過剰な活性酸素は、酵素や細胞を傷つけ「疲れ」を生じさせる

エネルギー(ATP)は、細胞の中にあるミトコンドリアという精製工場で作られます。この時、作られるエネルギーが多いほど、多くの活性酸素が発生してしまいます。この過剰な活性酸素は、エネルギーを作る酵素を傷つけエネルギー不足を生じさせる、筋肉細胞を傷つけ体の動きを鈍くさせる、タンパク質合成能力を低下させ体力の回復を妨げるなど、種々の機能低下を引き起こします。この機能低下が「疲れる」ということです。

細胞の奥深くの活性酸素を消すことが、疲れをとるポイント

エネルギー(ATP)は、細胞の中にあるミトコンドリア精製工場で作られますが、それと同時にミトコンドリアの中ではたくさんの活性酸素も発生してしまいます。                   この過剰な活性酸素が疲れの原因となります。ミトコンドリアで発生する活性酸素を消すことが、疲れをとるポイントなのです。

しかし、ミトコンドリアは細胞の奥深くにあり、摂取した抗酸化物質のすべてがミトコンドリアまですんなりと到達できるわけではありません。細胞の奥深く迄入り込み、ミトコンドリアまでたどり着ける抗酸化物質が優れた抗酸化物質といえます。                          その優れた抗酸化物質は、水にも油にも溶ける性質を持っています。

水に溶けて、油に溶けない(水溶性)

ビタミンCは抗酸化作用がありますが、水溶性のため、水成分の多い血液中にはよく溶けていますが、油成分の多い細胞膜でははじかれて、なかなか細胞の中へ入ることはできません。         水溶性の抗酸化物質では細胞の奥深くのミトコンドリアへたどり着くのはとても困難です。

油に溶けて水に溶けない(脂溶性)

ビタミンEは抗酸化作用があり、脂溶性のため油成分の多い細胞膜に入り込み、細胞膜中の活性酸素を消すことができます。                                    しかし、油であるビタミンEは、水成分の多い細胞の中へは、中々入りこめません。脂溶性の抗酸化物質でも、細胞の奥深くのミトコンドリアへの到達は困難です。

水溶性ビタミンCと脂溶性ビタミンE

細胞の奥深くの活性酸素を消す、両親媒性の抗酸化物質

油成分の多い細胞膜にも、水成分の多い細胞の中にも入ることができる抗酸化物質は、細胞の奥深く迄入り込み、ミトコンドリア中の活性酸素を消すことができます。                 このように、油にも水にも溶ける抗酸化物質を両親媒性の抗酸化物質と言います。         しかし残念ながら、両親媒性の抗酸化物質は、なかなか存在するものではありません。

両親媒性のCG7

両親媒性の抗酸化物質を“牡蠣(かき)”から発見!!

㈱渡辺オイスター研究所と北海道大学の共同研究で、両親媒性の抗酸化物質が牡蠣肉の抽出エキスから発見され、CG7と命名されました。                             しかも、その抗酸化力(活性酸素を消す力)はビタミンC・ビタタミンEの2.4倍もあることがわかりました。                                            この抗酸化物質がは既に、特許申請を国内外で終了しています。                 そして、世界的に権威のある科学論文であるJournal of Agricultural Food Chemistry(2010)とFood chemistry(2012)にも発表され、注目を集めています。 

疲れがとれて、元気が出る栄養素はどんなもの?

疲れをとって元気になるためには、次の3つのポイントをおさえて、効率の良い栄養補給を行うことが重要です。

活性酸素を消す酵素SOD・GSH-Pxが働くためには、亜鉛・銅・セレンが必要です。

亜鉛・銅・セレンなどが不足すると、SOD・GSH-Pxの数は減少し、活性酸素を消す能力が低下します。疲労を速やかに消すためにはミネラルの亜鉛・銅・セレンを積極的に摂取することが大切です。

活性酸素を消す抗酸化物質も重要な栄養素です。

牡蠣肉からは、ビタミンC・ビタミンEの2.4倍の活性酸素を消す力のある抗酸化物質が発見されました。しかも、この抗酸化物質は、細胞の奥深くの活性酸素を消すことができることで注目されています。J.Agric.Food Chem.2012  Food Chemistry(2012)

細胞の修復に必要なエネルギーを生み出す、ミネラル・ビタミン摂取が重要です

疲労から回復して元気になるためには、活性酸素によって傷ついた細胞が修復されなくてはなりません。そのためには修復のエネルギーが必要です。                 修復エネルギーを作り出す酵素を動かしている栄養素である亜鉛・銅・セレン・鉄などのミネラル・ビタミンB群をしっかり摂取してエネルギーをたくさん作りましょう。

疲れをとる栄養素の宝庫“牡蠣”

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脳のミネラル(亜鉛・セレン・銅・鉄)などの不足は睡眠不良につながります。

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