粘膜やコラーゲンを守る栄養素のお話し
口内炎などの傷が良くなるのは、体の内側から新しい粘膜が作られるからです。 また、みずみずしいお肌ができるのは、体の内側から新しいコラーゲンが作られるからです。 これらの粘膜やコラーゲンのことをタンパク質と言います。 粘膜やコラーゲンなどの蛋白質を作るためには、亜鉛などンミネラルやビタミンB2・ビタミンB6などの栄養素が必要です。 これらの栄養素が足りないと、粘膜(タンパク質)がスムーズに作られず、傷がなかなか良くならなかったり、口内炎になりやすくなります。 また、コラーゲンもあまり作られなくなり、古いコラーゲンが長く肌にとどまることでお肌のみずみずしさは失われ、くすみやすく、荒れやすくなります。 粘膜やコラーゲンなどのタンパク質をどんどん作ってくれる栄養素をしっかりと補給し、お口とお肌を守りましょう。
蛋白質をどんどん作る栄養素を積極的に摂る!
口内炎ができる原因
口内炎の原因には、ウイルス、細菌、ストレス、抵抗力(免疫力)の低下などがあります。 口内炎になると、食べることも話すことも辛くなり、栄養バランスは乱れがちになってしまいます。 さらに「痛みで集中できない」「眠れない」などの精神的なストレスまでも、口内炎によって生まれてしまうのです。
口内炎ができるプロセス
口内炎を早く良くするポイントは、タンパク質をどんどん作って、傷を早く修復することです。
早く修復するポイントは蛋白質!
亜鉛・ビタミンB2・ビタミンB6を積極的に摂りましょう! タンパク質を作るためには、亜鉛・ビタミンB2・ビタミンB6などが必要不可欠です。 これらの栄養素が少ないと、タンパク質を作るスピードが遅くなり、作られる量も少なくなってしまいます。
ミネラル不足の現代人!
日常的に口内炎になりやすい方は、血液に含まれる亜鉛の量が少ない傾向にあります。 この時、亜鉛の補給を行うと、血液中の亜鉛が増えて、タンパク質作りのスピードは速くなり、口内炎が良くなることが報告されています。 つまり、亜鉛を補給することで、タンパク質がたくさん作られるようになり、粘膜の穴が早くふさがれ、口内炎が改善されやすくなります。
多すぎる活性酸素はお肌のシミ、シワなどの原因になります。
体内の活性酸素は、本来人間にとって必要で、殺菌作用があり、細菌から、身体を守ってくれる働きがあります。 しかし、多すぎる活性酸素は、コラーゲンを傷つけ、お肌の細胞にダメージを与えます。 活性酸素は、日差し、精神的なストレス、肉体的なストレスなどが原因で、体の中に生まれます。 ストレス社会の現代では、活性酸素は増えすぎてしまうのです。 そこで増えすぎた活性酸素を減らすことが大切になります。
下の絵のように、活性酸素(カラス)を減らすためには、SODなどの酵素(王子)が活躍します。 しかし、活性酸素と戦うためには、亜鉛・銅・セレンなどのミネラル(武器)が必要になります。 これらのミネラルが足りないと、酵素は活性酸素を退治できず、増え続けた活性酸素は、ついに暴れてお肌を傷つけてしまうのです。 そこで、活性酸素を減らすために必要な、亜鉛・銅・セレンなどを積極的に摂取することが必要になります。
お肌を守る酵素
活性酸素を減らす為に必要な亜鉛などのミネラルが、吸収されやすい形でバランスよく含まれている食べ物は貝類の牡蠣です。 お肌に悩みを持つ多くの方は、胃腸が弱い傾向にあります。 胃腸から栄養をなかなか吸収できないために、お肌まで弱くなってしまうのです。 お肌の弱い方には、吸収の良い栄養素が必要です。 海のミルクと言われている牡蠣は、吸収の良い栄養素の宝庫であり、優れた美容食なのです。
疲れをとる栄養素の宝庫“牡蠣”
1.粘膜やコラーゲンなどの蛋白質をたくさん作る。 2.粘膜やコラーゲンなどを傷つける活性酸素を減らす。
そのために必要な栄養素である、ミネラルやビタミンを十分に摂取することが重要です。 牡蠣は、粘膜やコラーゲンなどなどを作り出す栄養素と、活性酸素を減らすために必要な栄養素を、バランスよく豊富に含んだ頼れる栄養食です。
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