なかなか、休みが取れず、体調が不安定な男性が多いように思います。 ストレス社会の中でハードに仕事をこなし、夜は夜で毎晩のようにお酒を飲み、慢性的に睡眠不足になっている、といった生活では、体に異常が現れない方がおかしいとも言えます。 もっと元気に、快適な毎日を送るためには、食生活などにも気を配って、疲れた体を早めにいたわる工夫が必要です。
お父さんは遅くまで仕事をしていることが多いので、就寝も遅くなってしまいます。朝もぎりぎりまで寝ているので、」なかなか朝食をゆっくり食べて出社するということが難しいかもしれません。 あと、多いのが朝はお腹が空かないので食べないというお父さんも多いです。しかし、一日の活力をつけるには朝食が必要です。しっかりと、朝食を食べるという習慣をつけることが、健康への第一歩になります。 中医学では、朝食は「消化が良くて温かいもの」を食べることが大切だと考えています。 起き抜けに、冷たい牛乳や生ジュースを胃に流し込んで目を覚ます、というのは決してお勧めできることではありません。 胃腸を快適に目覚めさすためには、お粥のように消化が良くて温かいものがベストです。 トッピングを工夫すれば、バリエーションは無限に広がりますし、栄養のバランスもとりやすいはずです。
二日酔いの朝でのどが渇き、体がほてっているようなら、スイカ、梨、柿、トマト、キュウリ、大根などの野菜や果物を適度に摂るのも良いでしょう。 ただし、冷蔵庫で冷やしたものではなく、常温で食べる方が胃に負担がかかりません。 甘酸っぱい梅ジュースやさっぱりとしたミントティー、肝臓の働きを助ける菊花のお茶などもお勧めです。 また、二日酔いに効果のある中成薬としては「イスクラ温胆湯顆粒」があります。
◎二日酔いの朝におすすめ食材 ・咽の渇き、ほてりに スイカ、梨、柿、トマト、キュウリ、、大根、梅ジュース
・おすすめのお茶 ミントティー、菊花茶
ハードワークが続いていて、どうも元気が出ないという時には、先ずは何とか睡眠時間を確保することが大切です。元気の元である「気」は、夜眠っている時に中心に補充されるからです。 逆に、夜更かしをすると、それだけで気を消耗する原因になってしまいます。それが分かっていても、どうにもならないほど、仕事が忙しいときには、なんとか他の方法で「気(エネルギー)」を補っておく必要があります。 補気作用のある食べ物としては、米、もち米、山芋、人参、豆類などがあります。 肉や魚も気を補う作用に優れていますが、油の強いものや生ものは、かえって胃腸に負担をかけて、気の生成を妨げることにもなりかねませんので、油の少ない部分を良く煮炊きして、消化の良い状態にしてから食べることが大切です。 外食も、揚げ物やバターを多用した食事は避け、野菜の煮物や具だくさんのスープなどを選んで食べるようにしてください。 なお、ティータイムには抗ストレス作用のある「シベリア人参」や補気作用の優れた「西洋人参」のお茶がお勧めです。お湯に溶くだけですぐに飲める顆粒状のお茶なら、仕事のちょっとした時間に飲めるはず。机の中に常備しておくと良いでしょう。
◎疲れている時のおすすめ食材 ・気を補う食材 米、もち米、山芋、人参、豆類、 肉類(脂の多い部分を避けて消化が良い用に調理する)、魚類
・お茶 ストレスがあるときはシベリア人参 気を補うときは香西洋参