牛黄(ごおう)について その2

芳香性開竅薬(ほうこうかいきょうやく)としての牛黄

芳香開竅薬とは、清らかな香りを持ち、全身をくまなく巡る性質があり、閉証(病邪の勢いが強く体内に留まり、臓腑の機能が閉塞して、意識障害などを生じる)を治す薬に分類されます。

意識を回復させる働きや詰まったものを通す、緊張したものを解きほぐす働きがあります。           例えば、高熱による意識障害や痙攣、脳卒中や脳梗塞などの脳血管障害による意識障害に用いられる事が多い。

・意識障害や脳血管などのつまり                            ・発熱による熱性けいれん           

・脳血管障害
・jkjkjkj                            

・呼吸困難(喘息・肺気腫・鼻詰まり)                          

・お産の促進                                    

・便秘、小便不利                                   ・汗が出ない                                    

・唾液の不足、消化液不足                       

その他に、ストレスによる頭痛、脳が働かない、思考がまとまらない、子供の発熱時

★開竅薬の「竅(きょう)」には、「穴」という意味があります。

開竅薬としての牛黄と閉証について

漢方の考えには、邪気によって心竅(精神活動をする場所)が閉塞すると、意識障害が発生すると考えられています。                      このとき、「心」に入り邪気を除き、閉塞した心竅を通じ、意識を回復させるものを「開竅薬(かいきょうやく)」と言います。

このような急性の意識障害を閉証(へいしょう)といいます。               閉証には2種類あって、一つは「熱閉」といい、身体が熱っぽい、顔色が赤い、苔が黄色を呈するものをいいます。                                もう一つは、「寒閉」といい、身体が冷たい、顔色が青白い、苔が白を呈するものをいいます。                                        牛黄は涼性で「熱閉」に対して用い、「寒閉」は温性の「麝香(じゃこう)」を用います。  そして牛黄は、清熱作用に優れていて「熱閉」に対し素晴らしい効き目があります。    五行の分類では「心」は「火」に属しますので、「熱閉」の特徴から燃え過ぎた「心」の火を冷却する働きです。                                 燃え過ぎる火はオーバーヒートなので、余分な熱を冷ますことで、「気」の流れを回復します。

疲労から意識障害まで応用される牛黄

現代の中国では、牛黄を芳香開竅薬というカテゴリーに分類されています。                良い香りを持ち、「心」に入って邪を除き、意識回復に働くという意味です。

主な効能としては、開竅豁痰(かいきょうかったん)、清熱解毒が挙げられ、高熱や熱病による意識障害、炎症や痙攣に効果があるとされています。                          特に、脳卒中や脳梗塞などの脳血管障害による意識障害に用いられるケースが多く、これは牛黄の末梢の赤血球数を増加させる働きや、抗酸化作用によるものと考えられます。

生薬は、構成成分が複雑なため、作用を簡単には説明できないと言われています。     なかでも牛黄は、価格も高いことから、研究が進みづらかった生薬の一つです。      しかし、薬効に対する研究は徐々に積み重ねられており、上記以外のいくつもの作用が発見されて、滋養強壮薬や強心薬、小児用薬、感冒薬、胃腸薬などの広く応用されております。

牛黄(ごおう)の幅広い効能効果

牛黄の幅広い効能効果は色々な商品で活躍しています

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