6つタイプを知って体質改善を始めよう

「瘀血(おけつ)」血の巡りが悪い状態

「血」の巡りを良くしょう。

出やすい症状                   「血」の巡りが悪いと、皮膚、関節、身体の末端に栄養が運ばれず、新陳代謝が低下します。顔、唇、歯ぐきの色が暗く、シミ・そばかすも多くなります。肩こり、関節痛、頭痛があり、子宮内膜症、子宮筋腫になりやすいです。また生理のトラブルも多く、生理痛が重く、レバー状の塊が混じることがあります。

舌の状態                                      暗く紫っぽい色、黒いシミのような斑点が見られる場合もあります。舌の裏側に2本の静脈が太く長く浮き出ることもあります。

対策 活血(かっけつ:血行を促進)                                                                    おすすめの食材                                  いわし、サンマなどの青魚、かに、どじょう、玄米、玉ねぎ、にんにく、らっきょう、ニラ、ねぎ、生姜、黒きくらげ、シナモン、サフラン、黒酢、桃、ウコン茶など

避けたり、控えたい食材                              脂肪、とくに肉の脂身、バター、甘いもの、塩辛いもの、味の濃いもの、冷たい飲み物、アイスなど。

女性と瘀血症状

月経と瘀血                    

月経という出血を毎月繰り返している女性は、男性に比べるとどうしても「血」が不足しがちです。     そのうえ、血の不足は、淀んだ川がサラサラ流れないのと同じように、血の巡りを悪くする原因にもなります。血の巡りが悪い状態を、中医学では「瘀血(おけつ)」といいます、                                     瘀血があると、肩こりや頭痛、顔色がどす黒くなり目の下にクマができる、月経痛といった症状が現れやすくなります。                              この症状を放っておくと、子宮内膜症や子宮筋腫など、様々な婦人病の原因になったり、妊娠や出産、更年期などに影響が出る可能性が高いので決して軽く見るべきではありません。

冷えを予防し、血の巡りを整える                          血の巡りを良くして瘀血をなくし、様々な病気から身体を守るためには、まずは、生活の中から原因を取り除くことが大切です。                          ストレスや冷えは、瘀血を招く直接の原因となりますので、できるだけ寄せ付けない工夫をしてください。また、血の不足がある場合は、「血虚の養生」を参考にして血の不足を補う生活を心掛けましょう。                                 なお、血の不足や滞りを改善するには「当帰(とうき)」という生薬がとても有効です。   当帰は、血を補うとともに、血の巡りを良くする「活血作用(かっけつさよう)」もあるため、血虚と瘀血のどちらにも使えることができるのです。                 「婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)」は当帰が主薬の漢方薬です。シロップ剤でとても飲みやすいので、一度お試しください。                            また、「田三七人参(でんさんしちにんじん)」も血の巡りを良くする働きに優れた生薬です。

子宮内膜症と子宮筋腫                               子宮内膜症とは、子宮内膜に似た組織が子宮腔以外の場所に増殖する病気です。症状としては、毎月強い月経痛があるほか、排便痛、性交痛などがあげられます。悪化すると、下血、血尿、大腿部のしびれなどの症状も出てくることもあります。

子宮筋腫は、子宮内にできる良性の腫瘍の事。症状としては月経過多がみられ、大量の出血のために、貧血の原因になりやすく、筋腫が大きくなると、周りの臓器(膀胱や直腸)を圧迫し、頻尿や排便障害を引き起こすこともあります。

活血と止血の両作用を兼ねる田三七人参

各種出血、打撲、肝炎からダイエットまで幅広く使用                                       中国漢方がよく分かる本 路 京華著 

雲南百薬(うんなんはくやく)・片仔廣(へんしこう)といえば、日本人にも良く知られた中成薬の一つである。この2つの名薬に、共通して含まれている生薬に田三七人参がある。            雲南省を主生産地とする薬用人参の一種で、中国では循環器疾患、婦人病などに幅広く使用されている。お金にも代えがたい貴重なものという意味で“金不換(きんふかん)”という呼び名もある。   漢方処方の中には、桂枝(発散作用)と芍薬(収斂作用)を組み合わせた桂枝湯のように、相反する作用の薬を組み合わせることにより、処方としての価値を高めているものがある。            一方、田三七人参の場合は、同一生薬、同一部分であるにも関わらず、活血(血行促進)と止血という相反する2つの作用を兼ね備えているのが特徴だ。                        出血の病気では、止血剤をもちいて一時的に止血できても、また出血を繰り返す場合がある。このような時は、黒っぽい血塊が混じるなど、患部に瘀血(血の滞り)があることが多く、瘀血を取り除かない限り、完全な止血は難しい。                                  活血と止血、両方の作用をもつ田三七人参のような薬物の出番である。田三七人参のほかは、打ち身・切り傷・鼻血・吐血・産後の悪露をはじめ、胃や十二指腸など、内臓の出血に幅広く応用できる。  また、脂肪の代謝を促進する働きがあって、ダイエットにも使える。               そのため、日本では健康食品として幅広く親しまれており、最近は飲みやすいエキスタイプのものも、田七人参茶として輸入されている。

活血・止血の両方の作用がある田三七人参

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