12月の話題 感染症に負けない 

身体の防衛力を高めよう!

1222日は冬至です。冬至に柚子湯に入る方は多いと思いますが、そのとき「一陽来復(いちようらいふく)」と唱えると、厄落としができるそうです。

 「一陽来復」とは冬が去り春が来ることや、悪いことの後に物事がよい方向に向かうことを意味します。

 寒くなってくると風邪やインフルエンザ、ノロウイルスなどの感染症が話題になりますね。

 冬は空気が乾燥するためウイルスが空気中に漂いやすくなり、さらに、鼻や喉が乾燥してウイルスをブロックする力が弱まることで、感染症にかかりやすくなるのです。

 感染症に負けないためには、免疫力をアップさせることが一番です。

 中医学では、免疫力を上げるためには「衛気(えき)」を充実させることを重視します。

 「衛気」は鼻や喉の粘膜にバリアを張り、ウイルスなどの侵入を防いでくれるといわれています。

 漢方で体調を整え、免疫力アップを目指しましょう。

胃腸が弱い方は、栄養を消化・吸収する「脾胃」の働きが落ちているため「気」が養えず、「衛気」が弱まり、ノロウイルスなどに感染しやすくなります。暴飲暴食や冷たい飲食物を避け、「補中丸」などをお試しください。

 肺が弱い方は「衛気」のバリアが弱まって鼻や喉の状態が悪くなり、風邪やインフルエンザにかかりやすくなります。水分補給を心かげ、「衛益顆粒(えいえきかりゅう)」などを。

 更年期の女性やストレスを感じやすい方は「血」不足になりやすいといわれています。「血」が不足すると体力を消耗しやすくなったり、自律神経が乱れやすくなったりします。      「心脾顆粒(しんぴかりゅう)」などがおすすめです。

 加齢とともに衰えやすいのが「腎」。「腎」が衰えると生命力が低くなり、免疫力も下がってしまいます。「八仙丸(はっせんがん)」などをおすすめします。

 一人ひとりのお悩みに合わせた漢方薬をご紹介いたしますので気になることがあれば、ぜひご来店くださいね。

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晶三仙

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