1月の話題 今から花粉症対策を!

 今からスタート!漢方で花粉症対策

新しい年が明けましたね。今年も皆様の健康に役立つお店として頑張ります、どうぞよろしくお願いいたします。

年始のお赤飯に使われる糯米(もちごめ)と普段食べている粳米(うるちまい)の違いをご存じでしょうか?

糯米はほとんどがアミロペクチンという成分でできていて、加熱をすると粘りが強くなります。粳米はアミロペクチン以外にアミロースが20%程度含まれています。種類によって配合度が違い食感にも関係しています。

さて、粳米はなんと漢方の成分としても用いられています。胃腸を整えたり、元気をつけたりする作用があり、例えば小建中湯という処方に配合されています。

○花粉の季節

まだまだ寒いですが、立春を過ぎれば暦のうえでは春になります。春と聞くとウキウキした気分になる方がいる一方、「また花粉症の季節…」とユウウツになってしまう方も少なくないですよね。

漢方では「花粉症は風邪(自然界の邪気)や花粉が体に侵入することで起こる」とされ、邪気をブロックする「衛気」を充実させれば症状が改善されると考えられています。

衛気を充実させるには、その元となる「気(エネルギー)」を養う「肺」「脾胃」を強くすることが大切です。花粉が飛んでくる前の今のうちから養生を始めて、この春こそ、花粉症の悩みから解放されましょう。

寒さが残る春先にサラサラした鼻水が出やすい方は、冷えを原因とするタイプです。    「小青竜湯エキス細粒」などを使ってみましょう。

気温が上がる春の後半に粘りのある鼻水が出る方は熱が原因のタイプです。        「天津感冒片(てんしんかんぼうへん)」などがおすすめです。

脾胃の働きが弱ると水分代謝が悪くなり、多量の水っぽい鼻水が出ることもあります。   「勝湿顆粒(しょうしつかりゅう)」などをお試しください。

風邪や花粉が体に入り、肺に影響を与えると目のかゆみなどがあらわれやすくなります。  「瀉火利湿顆粒(しょうしつかりゅう)」をおすすめします。

皮膚のかゆみが出やすい、慢性的に肺の症状がある、全体的に免疫力が弱いタイプには「衛益顆粒(えいえきかりゅう)」です。

一人ひとりのお悩みに合わせた漢方薬をご紹介いたしますので気になることがあれば、ぜひご来店ください。

その他メニューのご紹介

生活養生30箇条

毎日の生活をより良く、健康で過ごすためのお約束です。

晶三仙

毎日の食事を楽しく・美味しくただく基本は胃腸が元気でいることです。

 

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