3月の話題 中医学で物忘れ対策を!

脾(胃腸)を整えて元気を出し、脳に血を運ぶ

こんにちは。寒さもだいぶゆるみ、陽だまりが心地いい季節になりましたね。                 もうすぐ新生活が始まる方も多いかと思います。    この季節、新しい出会いがありそうですが、「この前会ったあの人、名前なんだっけ?」なんてこと、よくありませんか?

実は私、先日ATMでうっかり暗証番号をど忘れしてしまい、途方に暮れてしまいました・・・ それ以来、漢方(中医学)で胃腸機能「脾」を整えることで、脳に栄養と酸素を運ぶ「血」や、脳のエネルギーとなる「気」送る働きを助ける「心脾顆粒(しんぴかりゅう)」の服用を始めています。

 「ついうっかり」。笑っていられるうちは良いですが、度が過ぎると周囲に迷惑をかけたり、信用を失ったり・・・なんてことも。                           漢方(中成薬)には「心脾顆粒」のほかにも健忘症に有効な処方があります。

 「もう年だから仕方ない」と諦めずに、脳を健やかに保つ漢方で気になる健忘症対策を始めましょう。 他にも、脳の働きは漢方(中医学)では「肝」や「腎」の機能低下とも深い関わりがあります。                                       特に物忘れが気になる方には、「心脾顆粒」をはじめ、お身体にあった中成薬や健康食品をご提案させていただきます。

冷えを伴う方、ほてりの方、情緒不安定の方、ご高齢の方、それぞれの体質・体調に合わせて漢方薬をお選びしますので、ぜひご相談ください。

 食養生の観点からは、そろそろ春野菜が並ぶ季節です。「春の皿には苦みを盛れ」という言葉もあるように、春野菜特有の苦みや香りは冬の間に縮こまっていた体に刺激を与えて、活性化させる働きがあるといわれています。

春野菜の苦みは「植物性アルカロイド」によるもので、腎臓の濾過機能を向上させて新陳代謝を促進します。せりなどの香りの成分には、血圧を下げたり精神を安定させたりする精油成分の「テルペン類」が含まれています。

春野菜はアクやクセが強いものが多いですが、そのアクやクセこそが健康のもとになるので新鮮なものを湯がきすぎず、季節の恵みを頂きましょう!

 今月も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

ご質問やご相談がありましたら、お気軽にご来店ください。お待ちしています。

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生活養生30箇条

毎日の生活をより良く、健康で過ごすためのお約束です。

晶三仙

毎日の食事を楽しく・美味しくただく基本は胃腸が元気でいることです。

 

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