冠元顆粒(かんげんかりゅう)その弐

活血化瘀薬(かっけつかおやく) 「冠元顆粒」     

現代の生活には、血液の流れを滞らせる要因がたくさんあります。偏った食事や不規則な生活、運動不足、ストレスなどによってコレステロールや中性脂肪が増加すると、血液がドロドロになり、高血圧や糖尿病といった生活習慣病にもつながりやすくなります。            中医学では、血液の巡りが悪い状態を「瘀血(おけつ)」と言い、これを改善するのが「活血化瘀(かっけつかお)」という療法です。                                   『冠元顆粒(かんげんかりゅう)』は瘀血の改善を目的とした活血化瘀薬。中国で開発された冠動脈疾患治療のための処方「冠心二号方」を元に、10年もの歳月をかけて日本で研究を行い、1991年にイスクラ産業が初めて製品化に成功しました。

日本初の製品化                                    丹参をはじめとした血の流れをよくする4つの生薬と、木香、香附子という気の流れをよくする2つの生薬を配合し、6種類の植物性生薬が、「頭痛」や「高血圧」といった瘀血を要因とする疾患を体の内側から改善します。1年にイスクラ産業が初めて製品化に成功しました。

気と血の流れを良くする6つの生薬

冠元顆粒と「瘀血(おけつ)について」

瘀血って、なに?

私たちの体には、血液が循環しています。酸素や栄養を全身に運んで、身体の機能を保ち、生命を支えています。                       ところが、この大切な役割を担っている血液が、汚れたり、粘度が高まって流れにくくなることがあるのです。そのような血液ドロドロ状態を中医学では『瘀血(おけつ)』と呼んでいます。

なぜ瘀血になるの?                                現代人の生活には、瘀血になる要因がたくさんあります。                偏った食事──肉や揚げ物など油っぽい食事に偏ると血液はネバネバになりがちです。   不規則な生活やストレス——血液の貯蔵・循環をつかさどっている肝臓の働きが悪化していきます。運動不足や過労も血流を悪くして瘀血の原因となります。

瘀血になると、どうなるの?                            瘀血の状態になると、体全体が酸欠および栄養不足になり新陳代謝が低下。内臓や脳の働きが悪くなり、さまざまな不調を引き起こします。

●顔、唇、歯茎の色が暗い ●皮膚に艶がなく、シミ、アザができる           ●肩こり、関節痛、筋肉痛、頭痛 ●思考力低下、物忘れ、イライラ           ●子宮内膜症、子宮筋腫、不妊 ●高血圧、高脂血、糖尿病

さらに瘀血が悪化すると、血管をふさいで血液の流れを止めてしまい、狭心症や脳梗塞などの重い循環器疾患をもたらす心配もあります。

瘀血を改善する                                  瘀血の改善には、血行を促進し、血の巡りをスムーズにすることが大切です。       中医学では、これを「活血化瘀(かっけつかお)」と呼び、専門の「活血化瘀薬」があります。血液が滞るのを抑制する力をもった各種生薬で処方されており、血流をイキイキとさせるのはもちろん、瘀血の改善にも優れた効果を発揮します。                  また、瘀血対策には毎日の生活習慣が大切です。                    適度な運動、十分な睡眠、冷え防止、イライラせずリラックスし、ストレスを溜めないこと。食生活では、できるだけ規則正しい時間に、いろいろなものをバランスよく食べましょう。

血液ドロドロと血液サラサラの状態

血管力を高めよう!

血液サラサラで万病のもと瘀血を改善

心臓病や高血圧に効果がある丹参

心臓病や高血圧の悩みを抱える人にとって、冬の寒さは大敵である。血管の収縮に加えて、冷えは血液そのものを固まりやすくし、血栓を形成しやすい。      血栓が脳血管に行けば脳梗塞、心臓に行けば心筋梗塞の引き金になることはご存知の通り。新聞の死亡欄も、冬の時期は脳梗塞、狭心症といった、循環器疾患による記事が多くなる。          中医学の立場から言うと、これらの病気は瘀血(血行不良)との関係が深い。        体内に瘀血があるかどうかは、頭痛・肩こり・手足のしびれ・静脈瘤・舌の裏側の血管の腫れ・・・といった、瘀血特有の症状をチェックしてみればわかる。これら瘀血の症状のある人は、血栓ができやすく、脳梗塞や心筋梗塞といった病気にもなりやすいので注意を要する。 瘀血症状を改善する活血化瘀(血行改善)薬の中で、中国において最も繁用されている生薬の一つに「丹参(たんじん)」がある。                           丹参は紫蘇やサルビアと同じ紫蘇科の植物で、作用が穏やかなうえに、養血(ようけつ:血液の質を良くする)作用もあるところから、古来珍重されてきた。ところがどういうわけか、日本ではあまり使われていない。                            薬理学的には、血流量を増加し、血液の粘度を下げ、脳動脈や冠状動脈を拡張させる作用があることから、特に脳血管障害や心臓病、高血圧症の治療に用いられる。          丹参を配合した漢方薬としては、日本では「冠元顆粒」や「天王補心丹(てんのうほしんたん)」が入手できる。

3つ以上当てはまると、瘀血の可能性があります。

その他メニューのご紹介

見て欲しいページ名

弊社の○○について説明しております。

詳細はこちらへ

見て欲しいページ名

弊社の○○について説明しております。

詳細はこちらへ

見て欲しいページ名

弊社の○○について説明しております。

詳細はこちらへ