婦宝当帰膠は当店でも女性の売り上げナンバー1の商品です。女性の色々な不快な症状の根本には、血虚(けっきょ:貧血とは違う)が潜んでいます。その血虚を緩和するのが婦宝当帰膠です。 血虚の症状は生理の問題(生理痛、生理不順、血塊、PMS…)、貧血、冷え性、肩こり、のぼせ、めまい、更年期症状など、10代から60代まで幅広い年代で起こっています。
その血虚を楽にする婦宝当帰膠に入っているのが「当帰(とうき)」です。当帰は、女性の健康な体作りに欠かせない生薬として知られるセリ科の植物です。 当帰は、血を補い体を温め、血の巡りを良くすると言われ、中国では昔から「女性の宝」として重宝されてきました。中国の民話にも病に倒れた女性が、当帰の根を食べてみるみる回復したという話が伝わっています。
「貧血」は日常で良く使われるので、鉄欠乏性貧血という言葉はよく聞くと思います。 しかし、「血虚(けっきょ)」と言われても、病院の検査では貧血と言われたことがないので、困惑してしまいますね。
さて、貧血と血虚の違いは何でしょう? まず、貧血ですが、、血液中の赤血球や、赤血球中に含まれるヘモグロビンの量が正常値を下回った状態ですね。血中の成分(血色素)が足りないよ!とか、血が薄いということですね。
血虚は中医学で良く使う言葉です。貧血ではなくても、実際の症状で、めまいや肩こり、頭痛、生理不順や生理痛、冷えなどがある場合は血虚と判断します。 もちろん、これらの症状が、血虚だけで起こっている訳ではなく、他の原因も考えられます。 なので、店頭で色々専門家とお話をしてあなたに合った漢方薬を進めてもらうのが一番です。
中医学でいう「血(けつ)」の働きには、栄養作用と滋潤作用があります。ここでは、血虚と色々な症状についてお話したいと思います。
中医学で考える血の働きには、臓腑・組織・器官を濡養(なんよう)と滋潤(じじゅん)という働きがあります。
濡養(なんよう)とは、液体によって栄養を授けるという意味で、滋潤とは液体により潤いを与えるという意味です。少しわかりにくいですね。 血によって濡養・滋潤された人体は、本来の生理機能を発揮することが出来ます。
中国の古典には、血が十分にあれば、“これにより、肝が血を受ければ視ることができ、足が血を受ければ歩くことができ、手のひらが血を受ければ握ることができ、指が血を受ければ摂することができる”と書かれています。 これは、十分な血があれば、目は見えるようになり、足取りもしっかりし、手もしっかりものを掴むことができるという意味です。逆に血が不足してしまうと、手足がしびれたり、つったり、冷えたりするようになります。そのほか、爪がもろくてわれやすくなったり、手足や髪の乾燥感を感じたりするようになります。
もう一つ血には、「精神意識活動の基礎」を支えている作用があります。血が十分に充足していることで、精神活動は安定し、柔軟性も有することが出来ます。 何らかの影響により血が不足したり、血の運行が妨げられると、精神疲労、健忘、不安、不眠、多夢、煩躁、譫妄などの様々な症状が現れることになります。
乾燥体質の高齢者は下剤の使用を慎重に 中国漢方が良くわかる本 路 京華著から
日本人には便秘症の人が多い。中には何年にもわたって、下剤の服用を繰り返しいるという人もいます。
中医学の古典には、「魄門(はくもん:肛門)は五臓の使であり、水穀(すいこく:飲食物)が長く留まることを嫌う」とあります。そのため、便秘になると五臓に様々な影響が及ぶことになります。
そこでつい下剤に頼りがちだが、下剤は使えば使うほど悪循環に陥る恐れがあるので注意が必要です。体力のある人に見られる便秘には、大黄甘草湯、大承気湯のような瀉下薬(しゃげやく)が効果を上げます。 しかし、この種の下剤は、痩せてほてり感や体の乾燥感があるような、陰虚(いんきょ:体液不足)タイプの人の便秘には、単純には使えません。 例えば、加齢によって腸液や体の水分が不足気味の時に、下剤を使って無理に通便させると、腸液も一緒に消耗してしまいます。その結果、腸管に潤いがなくなり、ますます排便が難しくなります。 発汗や嘔吐などによって、体液を多量に消耗している時には、特に慎重でなければなりません。このタイプの人の便秘には、腸を潤す水分を補いながら、排便を促すのが原則で、腸を潤す作用をもった地黄・当帰、油脂を含み潤腸する麻子仁(ましにん)等の生薬が使われます。 これらの生薬を配合した代表的な処方に潤腸湯(じゅんちょうとう)があります。 なお、女性は、産後、生理不順などで血液を消耗し、血虚による便秘になりやすい。 この場合、潤腸湯に、血を補う婦宝当帰膠などを併用すると良い。
婦宝当帰膠に入っている生薬たち 当帰をはじめとして、コラーゲンを主成分とする阿膠など、気血を補う9種類の生薬が 配合されており、貧血、冷え症、肩こり、頭痛、生理不順など女性特有の諸症状に 用いられます。