「イスクラ勝湿顆粒(しょうしつかりゅう)」の製品情報 暑さによる食欲不振・急性胃腸炎・下痢・倦怠感に
「イスクラ勝湿顆粒」は、白芷(びゃくし)、蘇葉(そよう)、藿香(かっこう)、白朮(びゃくじゅつ)、茯苓(ぶくりょう)、厚朴(こうぼく)、桔梗(ききょう)、大腹皮(だいふくひ)、半夏(はんげ)など13種類の植物性生薬から構成され、これらの生薬から抽出したエキスを顆粒としたもので、体力中等度以下の方の感冒、暑さによる食欲不振、急性胃腸炎、下痢、全身倦怠の改善を目的としております。
体内の湿邪は、不眠やイライラの原因になります。
中医学では「肝の病は脾胃に及ぶ」といいますが、たとえば精神的なストレスは、肝臓の働きを緊張させ、その影響は胆汁を介して胃や十二指腸、脾臓などの消化器系(脾胃)に及びます。 消化器系(脾胃)の働きが弱っているとき、水分を摂り過ぎたり、高い湿度やストレスを受けると、水分代謝が悪くなり体内に病理的な水分(湿邪:しつじゃ)が溜まりやすくなります。 それ長く停滞すると身体の各部に悪い影響を与え、さらに精神に及んだ場合、不眠やイライラ感、憂うつ感などの原因となるのです。
”湿濁(しつだく)”という言葉をご存知ですか?
身体には適度な潤いが必要です。 しかし、これがうまく代謝されず停滞すると、汚く濁った湿気“湿濁(しつだく)”となり、体調を崩す原因となります。梅雨時や夏の蒸し暑い季節は、湿度が非常に高くなります。 体は汗を出すことで体温調節をしますが、外の湿気が多いと、発汗がうまくいできません。 すると、体の中には余分な水分が溜まって、体が重だるくなったり、むくんだり、また胃腸の働きが悪くなり食欲不振や下痢などを引き起こします。 こういった症状を引き起こす原因を中医学では“湿濁(しつだく)”と呼びます。 暑いからといって、冷たいものを摂りすぎると、体の中に余計に湿濁が溜まってしまいます。 こういうときは余分な湿濁を取り除いて、水はけを良くしてあげましょう。 “イスクラ勝湿顆粒”という名前は、この“湿濁”を取り除くことに由来しています。
夏風邪や急な下痢、吐き気に
夏の風邪は下痢や吐き気など胃腸障害を伴うことが多いものです。 また旅先で水が変わったり、慣れない食事で急に胃腸の具合が悪くなったときなど、イスクラ勝湿顆粒が役立ちます。
イスクラ勝湿顆粒は“芳香化湿(ほうこうかしつ)”という方法で、湿濁(しつだく)を解消します。
中医学では“芳香化湿(ほうこうかしつ)”という対処法があり、香りによって体内に停滞した湿濁を取り除くと考えています。イスクラ勝湿顆粒は芳香化湿の代表的な漢方製剤です。
だるさ、むくみ等の原因。利尿剤では摂りにくい体内湿気の取り方 中国漢方がよく分かる本 路 京華著
湿気の多い梅雨時は、部屋の中の空気も重苦しく澱みがちで、カビなどの真菌や細菌類の繁殖が盛んになる。人の身体も自然界と同じように、気温が高くジメジメした環境下では、体内の水分代謝もスムーズに運びにくく、湿(病理的な水分)として停滞しやすい。 この場合の症状としては、気分がすっきりしない、食欲不振、体が重だるい、疲労倦怠感などがよく見られる。胃腸の働きが悪くなる一方、腸内細菌のバランスも悪くなるので、様々な胃腸障害も引き起こすことにもなる。 湿は、外的要因のほか、ストレスや冷たいものの摂りすぎなどによっても生じるが、体内に停滞し澱んだ状態を、“湿濁(しつだく)”と呼んでいる これはむくみのように目に見えるものではなく、イメージとしては水分が土にしみこんでジメジメした状態や、部屋に汚れた蒸気が充満したような感じを思い浮かべていただくとよい。 湿濁の特徴は舌にべっとりと厚く汚い苔がつく、皮膚の表面が汚れた感じ、不快な体臭がある、尿が濁る、便が粘るなどである。 このように体内にモヤモヤした感じで停滞する湿気に対しては、五苓散(ごれいさん)や真武湯(しんぶとう)のような利尿作用のある処方を用いてもあまり効果がない。 湿った部屋を乾燥させ、不快な臭いを取り除くには、除湿剤や芳香性の消臭剤を使う。同じ原理で体内の不要な濁った湿気を除くには、、“藿香(かっこう)”“紫蘇葉(しそよう)”などの揮発性の芳香成分を含む芳香化湿薬からなる勝湿顆粒(藿香正気散:かっこうしょうきさん)を用いるとよい。 この処方は湿濁に対する代表方剤として知られる。
弊社の○○について説明しております。
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